平等院鳳凰堂と枝垂れ桜




平等院はどの宗派にも属さない単立寺院で境内にある、
浄土宗の浄土院と天台宗系の最勝院が管理しています。

鳳凰堂のシンメトリー(左右対称)な建造物も
平等な思想を表してる様に思えます。

境内の見どころ

  • 境内を彩る樹木
  • 貴重な建築物
  • 平等院ミュージアム鳳翔館

境内を彩る樹木

平等院境内では、季節に応じた草花や樹木が鳳凰堂と マッチした景観を作り上げています。

藤棚

平等院鳳凰堂の藤棚

画像提供元:http://www.ururun.info/平等院鳳凰堂の藤棚

表門(北門)近くに2箇所の藤棚があり、5月上旬には
樹齢約280年の藤の花が見頃を迎えます。

只、今年に限っては、枝整理のための剪定の影響で、
花房がついて無いそうで、残念ながら期待できません。

草花や樹木

4月には桜、特に枝垂れ桜が鳳凰堂を引き立てています。

5月からツツジ、さつき、水蓮、ハス、もみじ

秋からは紅葉、山茶花、椿などが見頃です。

又、発掘された1粒の種子から奇跡的に開花した
平等院蓮が話題になりました。




貴重な建築物

観音堂

観音堂

表門左手、藤棚のそばに観音堂があります。

まとまりのある建物は国の重要文化財になっています。

法橋徳応のニ天像、不動明王像が安置されています。

中に入る事は出来ませんが、ニ天像と不動明王像は
近くで拝観出来ます。

最勝院

平等院塔頭2ヶ寺の1つで天台宗寺門派聖護院末です。

本堂は不動明王を本尊とする不動堂
隣接する地蔵堂は地蔵菩薩坐像が安置されています。

源頼政の墓

すぐ横手には源頼政の墓地があり、5月には頼政忌が行われます。

浄土院

平等院の塔頭2ヶ寺の1つで浄土宗のお寺です。

阿弥陀如来立像や帝釈天立像が安置されています。

養林庵書院には障壁画があり、狩野山雪が描いたとされる
雪景山水図や籬(まがき)に梅図、花卉(かき)図があります。

羅漢堂

浄土院境内にある羅漢堂は建立当時そのままに保存され、
鏡天井に描かれた龍は彩色良く保存されています。

格子越しに天井の龍がはっきりと確認できます。

沢山の漆喰仏像も安置されています。

平等院ミュージアム鳳翔館

平等院ミュージアム鳳翔館

平等院の宝物博物館、鳳翔館は庭園の景観を損なわない様、
地下構造でありながら、自然光を意図的に取り入れた最新鋭の建築物です。

入場してすぐにコンピュータグラフィックスによる
復元映像で鳳凰堂が紹介されます。

以後、順路に添って展示中の国宝や重要文化財を間近に見学出来ます。

国宝

  • 梵鐘
    天下の三名梵鐘の一つで鳳凰堂南の鐘楼に架けられていました。
  • 木造雲中供養菩薩像26体
    鳳凰堂中堂に飾られていた52体の内の26体です。
  • 鳳凰1対
    鳳凰堂中堂の屋根の両端に向かい合って置かれていました。
  • 鳳凰堂中堂扉画8幅の復元図
    現存する最古の大和絵風九品来迎図

重要文化財、宇治市指定文化財

十一面観音立像、伝帝釈天蔵、地蔵菩薩立蔵等の仏像類

仏像ファンは興味津々になります。

その他

平等院古図や発掘出土品が展示されています。

最後に

平等院境内には見どころが沢山ありますが
鳳凰堂内部拝観をする前に鳳翔館を見学される事を
お奨めします。

理解が深まり、鳳凰堂内部拝観がより興味深く拝観できます。

5月、6月には、ツツジやさつき、新緑と伴って、
一番の見どころになります。

是非、鳳凰堂内部拝観と併せて、境内散策を楽しんでみて下さい。

 

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