万葉集

新元号令和が万葉集から引用された事から、万葉集に興味を持つ方が増えていますが、1300年余り前の短歌を読んでも解説無しでは理解不能です。

日本史に詳しく無い方でも、漫画版万葉集を見れば、分りやすく楽しみながら最後まで読む事が出来ます。
漫画版、絵で見る万葉集の紹介です。





万葉集とは

万葉集のイメージ

万葉集と言えば宮廷の優雅な和歌の様なイメージが有るのですが、実際には大和の国が誕生する時代、飛鳥時代から奈良時代までの激動の時代に歌われた4500種、全20巻からなる和歌集です。

万葉集第一巻の1番歌は大和の国を確立させた第21代天皇(456年)雄略(ゆうりゃく)天皇の長歌ですが、2番歌から34代、舒明(じょめい)天皇の長歌になり、第二十巻-4516番歌の大伴家持(おおとものやかもち)の短歌までが納められています。

34代、舒明天皇の時代から大伴家持が役人として和歌を嗜んだ45代、聖武天皇時代まで110年余りで12人の天皇が変わる混乱の時代の和歌で、宮廷の雑歌や亡き君主を偲ぶ挽歌、恋の歌から四季の歌、東歌等、内容は多種多様の和歌集なのです。

万葉集の約9割が五七五七七、31文字の短歌集、残りが長歌等ですが、1300年余り前の31文字の短歌で歌を綴った人の心情を理解するのは不可能としか言いようが有りません。
少しでも理解したく、漫画版の万葉集を購入しました。

漫画版万葉集

まんがで読破万葉集

画像は漫画版万葉集、まんがで読破万葉集の表紙です。

Amazonのkindle版は486円で購入でき、購入直後からパソコンやスマホで見る事が出来ます。

残念ながら中の漫画部分は有料本で著作権保護のため、表示できませんが、193ページからなる漫画本です。

まんがで読破万葉集では、歴史の教科書等で学んだ覚えのある天皇や歌人から、聞き慣れない人物や歌の種類、地名まで楽しく絵を見ながら読み進められます。

特に私が興味を持ったのは、第一期、初期万葉の時代の歌と時代背景でした。

第一期、初期万葉の時代は舒明天皇から天智天皇、壬申の乱後の天武天皇まで、天皇家の親族が権力争いで血を流す時代です。
王朝時代にいわれのない疑いをかけ失脚させる韓国ドラマを見ている様です。

初期万葉の時代と深く関わっているのが、天智天皇が遷都した大津宮(大津京)なのです。

万葉集には初期万葉の時代に大津宮と関係がある和歌が納められており、私が住んでいる大津京(JR駅)周辺には代表的な歌人の歌碑が多く建立されています。

普段何気なく見ていた歌碑の歌も、深く理解はしていませんでした。
新元号令和から万葉集に興味を持ち、漫画版万葉集を読んだ事でなお一層、歌碑に刻まれた歌人の心情、時代背景等に興味を抱く様になったのです。

今後、何回かに分けて歌碑に刻まれた歌人の歌を紹介したいと思います。

最後に

私が住んでいる所がこれほど万葉集と関わっているとは思いもよりませんでした。
小学生でも理解出来る漫画本のお陰で、歴史街道の散策が更に楽しくなって来ました。

少しでも万葉集に興味を持たれた方は、漫画本で気軽に読み進められてはどうでしょうか!