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いかなごのくぎ煮の作り方と3種類の味比較の感想




いかなごのくぎ煮の材料

しょうが、山椒、レモン3種類のくぎ煮を作りましたが、わが家では
しょうが味を好むためしょうが味くぎ煮の材料で説明します。

いかなご1kgに対して

  • 土しょうが  70g
  • 濃口しょうゆ 200cc
  • 中ザラメ   200g
  • 本みりん   150cc
  • 日本酒    50cc

土しょうがは多め、甘さ控えめの材料です。
水あめは入れてません。入れる事で照りが付きますが、
入れなくても充分、甘くなります。

いかなごのくぎ煮に必要な調理用具

  • 調理鍋
    調理鍋はいかなごが1kgで直径27cm位、2kgで直径30cm位が調理しやすいです。
  • ザル、ボール
    生のいかなごの水切りに使います。
  • シャモジ、ボール、アク取りシート
    アク取りに使います。
  • アルミホイル、うちわ
    落し蓋や乾燥に使います。
    落し蓋に使うアルミホイルは爪楊枝などで多めに穴を開けておきます。
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いかなごのくぎ煮の作り方

いかなごは新鮮なうち(買った当日)に調理しましょう!

 生のいかなごを、ザルに入れ、水をかけて水切りをしっかりとしておきます。

 鍋に調味料を入れ、強火で沸騰させます。

 沸騰した鍋に水切りをした生いかなごを手でパラパラと500g程入れます。
一度に沢山入れると団子状になるので注意して少しづつ入れます。

 沸騰したら、残りの生いかなご500gを少しづつ入れます。

 再度、沸騰したらアクを取り、アク取りシートを乗せ、
落し蓋をして吹きこぼれたり、焦げ付かないように気をつけます。

この時、箸などで混ぜない事(ジャム状になりやすい)

 落し蓋をして強火で一気に煮立たせ、いかなごにアワが満遍なく
被さっている状態にして、吹きこぼれない程度の火加減で煮ていきます。

 アワが鎮まり、いかなごの間に小さなアワが出るくらい
煮汁が減ってきた時に中火~弱火にして落し蓋を取ります。

 煮汁の残り量を確かめながら煮詰め、少し煮汁が残っている
状態で火を止めます。

 煮揚がったらザルに返して残り汁を切ります。
 お好みで水あめを入れる場合3/1~4/1カップをくぎ煮にかけ、
ザルを上下に振って混ぜます。

10 アルミホイルに開け素早くうちわで扇ぎながら冷まします。

この作業は焦げ付かないよう目を離さない事

11 器に盛り付けて完成です!

3種類の味比較と感想

わが家では、しょうが、しょうがの代わりに山椒の実を入れる方法、
レモン1個分の皮を千切りにして入れる方法、3種類のくぎ煮を4kg、
4回に分けて作りました。

その味を比較した感想は・・・正直なところ、さほど味の変化は感じませんでした!

その理由として

あめ煮の粘りと甘さが強い

どの方法も沸騰させて煮汁がなくなるまで煮込む事で、
しょうが、山椒、レモン本来の良さである辛味、苦味、すっぱ味が
消されてると感じました。

そんな中でもお奨めはしょうが味です。

しょうがの辛味が抑えられ、甘味も抑えられています。
程よい柔らかさと食感があり1番のお気に入りです。

山椒は冷凍保存していた昨年の山椒を使いました。保存していない限り
利用できませんし、山椒特有の辛味も余り感じませんでした。

レモンはレモンが入っている事も感じませんが、レモン汁も加えたせいか、
かなり柔らかく食感に頼りなさを感じました。
只、カルシウムたっぷりなので小さい子供さんや高齢者にお奨めです。

最後に

今回は昨年に続いての挑戦で、くぎ煮の美味しさにすっかり、
はまってしまいました。

来年も美味しく作れるよう、急がずじっくりと作りたいと思います。

美味しくでき子供やご近所におすそ分け『おいしいね!』と言われると
嬉しくなり、又、作りたくなる やすこのわが家の料理 でした!




わかさ

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