記事の主な内容
豪華で気品のあるバラは世界中で愛される花ですが、
赤、ピンク、白、黄色、青、複色など色とりどりの種類が
数万品種とも言われ、品種改良により新たな品種が年々増え続けています。
育ててみたいが、病気や害虫が付きやすく管理が難しいと
思われがちですが、数やスペースが限られ、鉢植えが主になる個人では、
管理できる範囲で育てれば充分楽しむ事が可能です。
バラの種類は品種や原産地、系統など分け方も様々です。
簡単なバラの見た目による木の種類
アーチや壁面を覆うクライミングローズは広い庭やバラ園に適し
満開時は圧倒されるほどの美しさです。
ピンクのアンジェラ、白のアイスバーグなどが有名です。
枝が上に向かって伸びるタイプ、斜めに伸びる横張りタイプがあります。
ハイブリッド・ティ・ローズ(HT)
木立性バラの代表格、13~16センチの大輪で四季咲き、 一枝一輪が主です。
ピンクのクイーン・エリザベス、赤のクリスチャン・ディオール、
黄色にピンクの覆輪ピース、藤色のブルー・ムーンなど
有名なバラが数多くあります。
バラの大輪、HT(ハイブリットティー)写真集
フロリバンダ・ローズ
中輪の花が一枝から房咲きに咲き、 樹高もあまり大きくならず、
沢山の花がらが可愛く咲き乱れます。
ピンクのジャルダン・ドゥ・フランス、ピノキオ、朱色のプリンセス・ミチコ、
白のシュネービチェン(アイスバーグ)など
ミニバラとも呼び家庭の鉢植えや寄せ植えに多く利用されています。
ミニバラとはいえ剪定と摘心次第では12センチ位の花が咲く種類もあります。
地植えでは、地面近くに小輪や中輪が可愛く咲き、
大輪とは違った癒やし効果があります。
淡いピンクのシンデレラ、レンガ色のテディ・ベアなど数多くあります。
大小様々なバラ園は全国各地にありますし、
公園や植物園でもバラの花は観る事ができます。
わが家にも小さなバラ園?があります。(笑い)
広い敷地に地植えされているバラ園では日当たりもよく、
園芸専門家の管理が行き届いているため、大きく丈夫に育つっています。
バラ以外の花も多く、園芸好き、植物、花、
バラ好きには飽きる事のない楽園です。
春は一輪の花の期間は一週間程度ですが、
開花時期は次々と咲くため長く楽しむ事ができます。
バラの成長にに適した気温になるため、樹勢も活発で一年で一番、
元気で濃い色合いの花になります。
一般的に5月中旬から6月中旬に、すべての種類のバラが咲き揃います。
つるバラから咲き始め、枝の太いハイブリッド・ティ・ローズ(HT)が
最後に咲き出します。
地域や気象条件で多少の違いはありますが、
すべての種類のバラが咲き揃う、5月末~6月初めが最高の見頃と想われます。
四季咲きが中心で、春の花の剪定後の二番花、三番花になります。
気温が高く一輪が1,2日程度になり、バラにとっても厳しい季節と言えます。
秋バラは10月中旬~11月中は楽しめます。
一季咲きは春のみで、四季咲き、返り咲きが見頃の中心になります。
気温が下がり長く咲き、一輪が二週間以上も楽しめたり
活動が止まる12月には1ヶ月程咲いています。
春の栄養たっぷりで勢いのある若いバラとは違い
暑い夏や害虫、病気を乗り越えたバラだけが本当の美しさを魅せてくれます。
人気のあるバラ園には管理の行き届いた見事なバラやオリジナル品種、
イベントなど、来園者を満足させる特徴があります。
代表的な人気バラ園を紹介します。
関東 千葉 京成バラ園
中部 岐阜 花フェスタ記念公園
関西 大阪 ひらかたパーク ローズガーデン
国際バラとガーデニングショー
毎年開催される、園芸ファン、バラファン必見の
第16回 国際バラとガーデニングショー
2014年も埼玉県所沢市の西武ドームにて
5月10日(土)~16日(金)まで、開催されます。
バラ園を訪れる際には必ず、該当のバラ園に問い合わせ、
見頃を確認される様、お奨めします。
バラについて少し詳しい方は、好みのバラの見頃も確認できれば、
より一層楽しめるかと思われます。
バラを育ててみたい方、自分でバラの株数を増やしたい方は、
バラの趣味サイト、バラの成長記録をご覧下さい。