どんな人がなりやすいか
高齢者ほど暑さを感じにくく、汗をかきにくい体質になり、
水分補給が遅れる原因になっています。
又、トイレに行く事がわずらわしくなり、水分を控えやすいので、
意識的に水分補給を心がける事が大切です。
肥満の人は体重に比べて水分量が少なくなりやすいので注意が必要です。
小さな子供は体内の水分量が少ないので、車内や暑い路面に近いベビーカーは
気を付けてください。
それ以外にも脱水症状のある人、病気の人(高血圧、心疾患、糖尿病)
体調の悪い人(風邪、下痢、二日酔い)、厚着の人、運動不足の人、
暑さ慣れしていない人等は注意が必要です。
こまめな水分補給と言っても水やお茶ばかりでは塩分補給になりません。
時々は加塩、加糖のスポーツドリンクも補給しましょう。
熱中症かもしれないと思ったら、涼しい場所に移動して、衣服をゆるめ、
冷たいタオルで首、脇の下、脚の付け根等を冷やし、水分、塩分を補給します。
吐き気や応急手当で回復しない場合は、一刻も早く医療機関での診察が必要です。
無理な外出や運動は控える。
外出時には帽子をかぶり、通気性の良い服装でスポーツドリンク等を持ち歩く。
睡眠不足や疲労を避け体調を整える。
冷房を嫌う人も冷房や扇風機を上手く利用する。
就寝中にも汗をかくので、枕元に水分を用意しておく。
熱中症は暑さや湿度等に注意して、無理をせず、十分な対策をとることで
予防できる病気です。
体調に合わせて対策をたて、暑さの中でも健康な生活をしていきましょう!