膝の痛みに悩まされる中高年が増えていますが、その多くは、変形性膝関節症という病気によるものです。
変形性膝関節症は、40代から誰もがかかる可能性のある身近な病気ですが、適切な治療や改善を行なえば、必ず治すことができます。
変形性膝関節症に発展する原因について紹介します。
変形性膝関節症は、ひざ関節の軟骨が摩耗して痛みが生じる病気ですが、自覚症状と変形性膝関節症に発展する原因を照らし合わせ、理解することが大切です。
変形性膝関節症に発展しやすい人は、デスクワークの多い人、姿勢の悪い人、太り気味の人に多く、思い当たる人は注意が必要です。
時々痛む膝の痛みや違和感を見過ごし放置していると、変形性膝関節症に発展していきます。
変形性膝関節症に発展する流れ
変形性膝関節症には、ひざが痛む、ひざが腫れる、動きづらくなる3つの特徴があります。
スタートペイン
変形性膝関節症は、動き始めに痛むスタートペインが特徴です。
座った状態から立ち上がる時や、歩き始めなど、動作の最初にひざが動く時に痛みが出ます。
階段を降りる際にひざが痛み、ひざがきしむような痛みを感じるようになります。
ひざが腫れたり、水が溜まって強い痛みを伴う場合もあります。
痛みや腫れを放置していると、O脚が進行し、内側の軟骨がすり減り、ひざが曲がって歩くたびに体が左右に揺れるようになります。
ひざ関節が硬くなり、真っすぐ伸ばしたり、正座が辛くなり、次第に日常生活にも支障をきたすようになって行きます。
ハッキリとした原因が分からず、40代位から軟骨のすり減りが始まります。
直接ひざに影響を与える要因
ひざの怪我や他の病気が原因となって痛みが起こる要因
他の病気による要因
変形性膝関節症に発展する原因を、あなたの膝の痛みと照らし合わせ、予防や改善に役立てましょう!