先日、家のすぐ近くでシートベルト未着用で車の走行をしたとして、お巡りさんに反則切符を切られました。
私としては不満と悔いの残る反則切符でしたが、聞き入れてもらえないお巡りさんに従うしかありませんでした。
お巡りさんとの違反問答や取り締まりのあり方についてお話しします。
シートベルト未着用違反
私はこれまで40年以上ほぼ毎日車の運転をしていますが、違反をした事がなく(正しくは、運良く捕まった事がないのかもしれません)ずっとゴールド免許を更新中です。
先日、家のガレージで車のエンジンを掛け、車をスタートしながらシートベルトを掛け、道路を走りかけました。
家から30~40m走り出した所で急に電柱の陰からお巡りさんが飛び出し、車を停止させられました。
私は何があったのかと車を車道の左に寄せ、エンジンを切ってシートベルトを外し外に出ました。
おまわりさんとの違反問答
私「何かあったのですか?」
お巡りさん「シートベルト未着用違反です」
私「はっあ!」 最初は何の事か理由がわかりませんでした。
「シートベルト掛けてましたけど」
お巡りさん「私の姿を見て慌てて走行しながら掛けましたね」
「いやいや、電柱の陰に隠れているお巡りさんに気づいてませんよ。
家から出る時に走りながら掛けただけです。」
「車を制止させられた時にはシートベルトを掛けていたのだから堪忍してくださいよ。」
「家のガレージから出るとこですよ!」
お巡りさんは、電柱の陰に隠れ、家のガレージから出るとこを見ていなかったのです。
走行中にお巡りさんに気づいて慌ててシートベルトを掛けたと思い込んでいたのです。
「エッ、家はどこです?」
「そこですよそこ、ガレージが見えるでしょう」
お巡りさんも思い違いには感づいたようですが、即座に言い方を変えました。
「車を走らすときはシートベルトを掛けていなければいけません。
オタクは走行中にシートベルトを掛けました。
私はそれを見てしまいました。
違反を見てしまった以上取り消すことはできません。」
私は免許証を見せ、ずっとゴールド免許で無事故無違反であることを伝え、なんとか許してもらえないか訴えました。
「見てしまったものはどうしようもありません」の一点張りです。
「免許の更新時に違反をどう判断されるか今はわかりませんが、反則金がなく点数も一点だけなので悪いですけど切符は切らしてもらいます」との事。
若くて生真面目そうなお巡りさんに何を言ってもらちが明かないと判断し、反則を認めることにしました。
走行中にシートベルトを掛けたのは事実ですし認めるしかありません。
最初に違反をした事がないと書きましたが、過去に大目に見て、許してもらった事がありました。
時間指定での走行禁止道路の出口で停められた時、侵入は指定時間前で、 区域内で用事を済まし、指定時間中に出口まで走行してしまった事を説明したら、「以後気をつけて下さい」と大目に見てくれた事がありました。
交通取り締まりのあり方
警察官が交通違反の取り締まりをする際の見張り方に疑問を感じます。
信号のない交差点で、一旦停止やシートベルト着用の取り締まりをする時、建物や植栽の陰に隠れて違反をした車を取り締まったり、進入禁止路の出口で取り締まる見張り方などです。
取り締まりとは本来、交通事故や違反を未然に防ぎ、ドライバーに交通ルールを再認識させて、安全運転を心がけてもらう事が目的ではないでしょうか?
警察官が一旦停止場所の横に立っていればドライバーは一旦停止を守り、安全運転になります。
隠れて見張っていては、交差点での出会い頭の事故は防げません。
進入禁止路の入り口に立って、誤って進入しようとする車に注意を促せば、 進入禁止路内の事故も防げます。
最後に
今更、愚痴ってみても、ご愁傷さまですと笑われそうですが、シートベルトを掛けている車を停めてまで、違反にする事ないと思うのです。
家のすぐ近くで切符を切られるとはトホホ。
しかし、それ以後は車をスタートさせる前にシートベルトを掛ける様になったので、抑止力になっている様です。
お巡りさんは、町の治安や安全を守ると共に、安心感が持てて親しみやすい存在で会って欲しいものです。