梅の花

梅の花が咲き始めた2月中旬、よく見れば花や蕾のある枝と蕾の少ない枝がある事が分かりました。
駆除しきれていないカイガラムシの影響と思い、マシン油を購入して噴霧し駆除対策を行ってみました。




梅の花

梅の木

毎年2月になると、お隣の窓際にある直径15センチ位の古い梅の木に花が咲き始め、お隣さんに「良い香りが漂ってきます」と喜んで頂いてたのですが、今年は花数が少ない?・・
蕾がまるで無い枝もあるのです・・

梅の木が元気だった頃は2kg余りの梅の実が収穫でき、梅酒や梅干しに利用していました。
近年マンションが立ち並んだり、温暖化等環境の変化が影響しているのか、日当たりや風通しが悪くなり、カイガラムシや他の害虫の発生が起きていました。

カイガラムシが枝に付いた時は、棒やヘラで払って駆除していましたが、すべてを駆除するのは大変で、夏場に葉が混み合わない様に枝ぶりを考え、剪定を繰り返していました。

梅の実を収穫しようとすれば、薬剤散布はためらいます。
梅の実は諦め、散布の時期が過ぎたであろう梅の木にマシン油を散布しました。

マシン油の散布

マシン油

昨年伸びた枝の先端1~2センチ枯れたかの様に色が黒ずんでる枝は予め切り落とし、花に直接マシン油掛からない様散布しました。

使用マシン油はキング95マシン、4リットル入る噴霧器にキング95マシンを40倍程に希釈してこれでもかと思える程たっぷりと散布してみました。
カイガラムシがマシン油の油で覆われ窒息するらしいのです。

梅の木全体がマシン油の光沢でピカピカになっています。

夏場に害虫が発生すれば徹底した駆除を行う予定です。

最後に

ご近所やマンションの植栽にもカイガラムシがベッタリと付く様になり、虫や鳥が運んでくるのか、ヘラで払う程度では駆除しきれません。

マシン油散布の適期は12月~1月、何かと多忙な時期ではありますが、来季は梅の木に付く黒いカイガラムシやバラの木に付く白いカイガラムシをマシン油で徹底的に駆除する予定です。