熱中症対策に日傘の活用

環境省では、熱中症対策として日傘の活用を推進していますが、足腰が弱り、杖が必要な高齢者が日傘を持つ事は、両手が塞がれ歩行への負担が増え兼ねません。

傘が取り付けられる杖を探しましたが見当たりません。
そこで日傘が付けられる杖を提案してみます。





熱中症対策に日傘の活用

環境省では、「夏の熱ストレスに気をつけて!」と日傘の活用を推進しています。

日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!~

環境省では、熱中症発症者数の増加が見込まれる初夏から夏季を中心に、夏の熱ストレスを一人ひとりの工夫で低減できる暑さ対策として、暑さ指数の低減効果が比較的高い「日傘」の活用を推進します。

引用元:環境省 https://www.env.go.jp/press/106813.html

環境省日傘の活用推進

引用元:環境省 https://www.env.go.jp/press/106813/flyer_max.jpg

杖が必要な高齢者

杖をつく高齢者

熱中症が増える夏には外出を控えたい所ですが、杖が必要な高齢者であっても、病院への通院や食料品の買い出し等やむを得ず暑い日中に外出する場合も有るかと思います。

高齢者が通う病院は朝から大混雑、薬を処方し、涼しい病院から外へ出たら強い日差しと照り返しでふらふら、夏の外出には危険が一杯です。
杖以外に日傘、手荷物が有ればなおさら大変です。

杖の種類

介護用杖

画像は私の家内が病気のため、外出時に使用している介護用杖です。
一般的には、高齢者の歩行を補助するための介護用品です。

握る部分がT型で腰より下で握り、歩行を支えます。

介護用折りたたみ杖

介護用杖には、折りたたみが出来る杖があり、手提げカバンなどに納められ、置き忘れを防ぐために、折りたたみ杖の使用が殆どになっています。

家内の場合、握る部分が低く、歩行が前屈みになるため、握り手が胸の位置付近であれば、背筋が伸びやすく、ウォーキングポールと呼ばれる、スキーのストックタイプを検討中です。

T型杖以外の杖を通販サイトで探してみました。

ウォーキングポールの画像リンクです。
トレッキングステッキやノルディックウォーキングポール、トレッキングポール等、登山やウォーキング目的の杖が多く有り、折りたたみタイプも有ります。

背筋が伸びる画像リンクです。
両手で2本の杖を持てば、背筋が伸び歩行が安定する解説画像です。

膝・腰痛み緩和やふらつき予防の画像リンクです。
足腰が弱った高齢者にはT型杖以上に安全な歩行が可能です。

LEDライト付きの杖です。
視力が衰えた方や薄暗い場所で威力を発揮しそうな杖です。

杖が傘になるタイプです。
只、杖か傘のどちらかの使用に限定されるため、杖が必需品の方には不向きです。

傘が付けられるハイテク杖の提案

家内の新たな杖を検討中に気づいた事が有りました。
「ウォーキングポールに傘が付けられる杖が有ったら需要がありそうなのに」と探しましたが、見当たりませんでした。

T型の杖をついている高齢者の方は、雨の時や日傘が欲しい時、両手で持っているのでしょうか?
不便だとか、辛いとか、疑問に感じていないのでしょうか?

介護用品製造メーカも考えた事が無いのでしょうか?
使用する高齢者の立場になって考えれば、思いつくはずなのですが。

ハイテク杖の提案

ウォーキングポールに傘が挿せる杖を提案します。

杖と傘が一帯で片手使用になり、手荷物や2本の杖使用が可能。
杖を持ち上げる以外、手に負担が掛からない。

軽量で折りたたみが出来る杖に折りたたみ傘が挿せる杖が最適です。
更に、LEDライトやマイクロチップ内蔵、音声ナビ付き等、人間の片腕と考えれば思いつくはずです。

特に、マイクロチップ内蔵で杖の所有者が確認できたり、居場所をスマホから確認できれば、便利に利用出来そうです。

最後に

杖を突きながら前屈みで歩いている高齢者を見かけると、多種多様な杖が有っても良いのではと思っていました。

高齢者ドライバーによる車の運転ミスが増え続け、足代わりに利用していた自動車免許証の自主返納が増えると、杖を必要とする高齢者が益々多くなるはずです。

傘が付けられる杖は技術的には可能なはず、需要があるかどうか以前に思いつかなかっただけではないでしょうか!
ハイテク杖提案の声が介護用品製造メーカに届きます様に!