落ち着きがない子供がいるお母さんにとって、活発に行動し始める3歳位からトラブルが目立ち始め、しつけが悪いとか愛情不足、多動症では?と心配になりがちです。
成長過程の3歳位でありがちな、落ち着きのない子供への不安や心配について紹介します。
落ち着きのない子供が心配
お母さんやお父さん、お祖父さんやお祖母さんにとって、うちの子は落ち着きがないと心配される方もおられると思います。
しかし、3歳と言えば体の成長と脳の成長とはアンバランスな時期でもあり、行動範囲が広がり、好奇心旺盛な時期には大人から見れば落ち着きがないと感じる事は多々あって当然の事なのです。
まだ大人社会が作ったルールを理解できていない幼児期の間には、心配事が絶えませんが、活発な行動を否定するのではなく、愛情を持って温かく見守る心がけが大切になってきます。
落ち着きのない子供の特徴
親から見て、落ち着きがないと感じる子供の行動や様子を考えてみます。
- 落ち着きがない
常に動き周ったり、ソワソワしている。 - がまんできない
欲しいと思った欲求を抑えられない。 - よくしゃべる
いつも何かをしゃべって、静かな時が少ない。 - 話を最後まで聞いていない
注意をしてもうわの空で、他のことを考えている。 - 大人の会話を邪魔する
お客様や電話の会話中に気にする事なく介入したがる。 - 誰にでも話しかける
道端で知らない人に近づき話しかける - 大声をあげる
病院やスーパーで待つことができず、大声でぐずったり、動き回ったりする。
上記の子供の行動は一例にすぎません。
親からすれば、周りの子供はおとなしくしてるのに、うちの子だけがどうして聞き分けがないんだろう?
周りの子供と比較したり、大人の迷惑そうな雰囲気を感じると、どうしても心配になってしまいます。
ただ、お母さんが大人や周りを気にしすぎて、子供の欲求を押さえ過ぎる事は、子供にとってかえってストレスになり、落ち着いた子供になるのに時間がかかってしまいます。
落ち着きがないと感じる子供には、お母さんや保護者の考え方を変え、見守ってあげる事が大切です。
親の考え方を変える
やっと自分の言葉を相手に理解してもらえるようになり、何事にでも興味津々の子供に向かって、「ダメ!」「ヤメなさい!」「危ない!」等と頭ごなしに怒鳴りつけるより、寛大に見守る事も時には大切です。
落ち着きがないと感じる子供の行動や様子を見て考え方を変えてみましょう!
- 落ち着きがない
動くことが苦にならず、体力がある元気な子に育ちそう! - がまんできない
反応が早く、自分らしさを持っていそう! - よくしゃべる
コミニュケーションに積極的で人気者になりそう! - 話を最後まで聞いていない
素早い反応ができ、行動力がありそう! - 大人の会話を邪魔する
ちゅうちょせず入り込めるのは、将来有望! - 誰にでも話しかける
ハキハキと挨拶できたり、もの応じしない性格は、皆から好かれますよ! - 大声をあげる
元気があって、子供らしい性格ですよ!
心配ばかりして落ち込むより、考え方を変えてみれば、子供の良い面が見えてきます。
とは言え、楽観的になりすぎ放任するのもトラブルになりかねません。
よくない面や本当に危険な事には、落ち着いた対応でよくない事を認識させる様、言い聞かせて下さい。
最後に
私が子育て世代の頃は仕事や生活に必死で子育てに余裕が有りませんでしたが、今になって反省する事や気づく事が多々有るのです。
3歳と言えば、これから大人のアドバイスを受け入れる時期です。
子供の悪い面ばかりを見ずに、考え方を変え、ほめて育てる事を意識すれば、子供も自身がつき、少しづつ社会に適応できる方法を身につけていきます。
子供にとって、お母さんが最愛の良き理解者なのですから!