集中力が養える習い事

落ち着きのない子供は幼稚園や小学校での集団行動を経験する事で次第に落ち着いた子供になっていきますが、それでも心配な場合は、集中力が養える習い事がおすすめです。

落ち着きのない子供の症状に合った習い事を紹介します。





落ち着きのない子供の習い事

いつになったら落ち着いた子供になってくれるのかが心配なお母さんへ!

子供の良い面を伸ばしながら、集中力や礼儀作法、けじめや譲り合い等が養える習い事に取り組むのも、落ち着かせる方法になります。

お母さんが良いと思った習い事でも、子供が興味を示さなかったり、イヤイヤ習うのでは長続きしません。
先ずは、習い事を見学させ、興味を示せば入学させるのが得策と言えます。

子供の行動や症状に合った習い事

落ち着きがないと言っても、子供の行動や症状は様々です。
普段の行動や症状から興味がありそうな事や集中できそうな習い事を選んであげましょう!

好きな事があるタイプ

子供と一緒に遊んだり、テレビを見ていれば子供が好きな事は分かってきますよね!
子供の好きな事を習い事で伸ばしながら、集中力等を養えれば最高ですね!

  • 音楽番組が好き
    音楽番組を見ていると、歌いだしたり楽器に興味を示す子供には、音楽教室やピアノ、他の楽器教室。
  • 歌番組のダンスが好き
    歌番組の振り付けダンスに自然と体を動かし真似をする子供には、ダンス教室がおすすめ!
  • スポーツ番組が好き
    お父さんとサッカーや野球番組をよく見る子には、スポーツ教室。
  • 絵や落書きが好き
    鉛筆やクレヨンで絵を描いたり落書きが好きな子供には、書道教室もおすすめ!

並んで順番を待つ等のがまんができないタイプ

集団の一員としてチームワークが学べるスポーツや礼儀作法が学べる武道等。

  • 団体スポーツや演技
    単独行動が許されない団体スポーツや演技で周りとの協調性が生まれ、我慢強くなります。
  • 武道
    柔道や剣道では礼儀で始まり礼儀で終わります。厳しい練習と礼儀はたくましい子供に成長します。

注意力がなく、すぐ別の事に興味を示すタイプ

別の事に興味を示す子供

好奇心旺盛ですが、一つの事に集中できない子供には、一定時間集中する習い事がおすすめです。

  • 書道教室
    静かな教室で1時間余り紙面に筆で文字を書き続ける事は集中力を必要とします。
    席を外したり騒げば、先生から注意を受けます。
    親以外の注意は素直に受け止めやすいので、綺麗な文字練習以外にも効果は絶大です。
  • ピアノ教室
    先生との1対1のマンツーマン授業に注意力が散漫になる余裕がなく、集中して学べます。
  • スイミング
    室内プールの環境と集団での練習が集中力を高めてくれます。

大声をあげたり、暴れたり、元気で体を持て余すタイプ

エネルギーを持て余している子供には、思う存分体を動かしストレスが発散できるスポーツ。

  • 少年野球
    練習中から試合中、応援まで大声をあげてチームに参加しています。
    家に帰って暴れてる余裕もなくなります。
  • サッカー教室
    大声をあげてグラウンドを走り回り、1つのボールに全員が集中する姿はストレスも溜まりません。

人なつきが良く愛想はいいが緊張感がないタイプ

静と動のけじめや個人競技で緊張感が身につく武道。

  • 剣道
    気合いの入った稽古や試合前の静かな緊張感、試合中の集中力は落ち着きそのものです。
  • 体操教室
    ふざけていては怪我の元。
    緊張感を持った練習が上達の決め手になります。

習い事が続かない子供

親は習い事に熱心でも、子供が数回で行くのを嫌がる場合には、無理やり行かせてもストレスになりかえって逆効果になりかねません。
気に入るまで、別の習い事を探すしかありません。

幾つかの習い事を体験しても、相変わらず落ち着きの改善が見られない場合には、ADHD(多動症)の可能性も考慮に入れるべきです。

最後に

学校以外での習い事やスポーツでは、同学年以外の子供と関わる事で交流が生まれ、先輩を敬ったり、後輩を思いやる気持ちが芽生えます。

どの習い事でも言えますが、先生やコーチからは、親では知り得ない子供の性格や良い一面を教えてもらえるかも知れません。
ぜひ、様々な習い事を体験して、落ち着いた子供へと導いてやって下さい!