花粉症対策

3日の夜に放送されたNHKためしてガッテンでは、花粉症対策にワセリンを鼻に塗ると、くしゃみや鼻水が大幅に改善される事を花粉症で悩むモニターさんでの実験で立証されました。

イギリスで当たり前に行われているワセリンでの花粉症予防が花粉と鼻のメカニズム的にも立証出来たのです。




花粉症対策にワセリンが効果的

花粉症対策にワセリン

スギ花粉飛散が下火になったのとは反対にヒノキ花粉の飛散がピークを向かえています。

街を歩く人の半数はマスク着用中で花粉症に悩む人の多さが伺えます。

私もアレルギー性慢性鼻炎から、この時期には花粉と大気汚染物質の吸引を避け、マスクの着用が欠かせません。

偶然、夕食前に見ていた、ためしてガッテンが花粉症特集であったため、興味深く見ていました。

番組の最後に、くしゃみや鼻水が大幅に改善されたのは鼻の内側にに綿棒や手でワセリンを塗ったためと証されました。

花粉症のメカニズム

スギやヒノキ花粉は水分の有る所で殻が弾け、雄しべと雌しべの受粉が出来、新たな生命が誕生します。

飛散している花粉が鼻に入ると、湿気の有る鼻の中で殻が弾け、中身が粘膜に引っ着きますが、体内の免疫細胞が外敵から守るために鼻の粘膜を腫らして抵抗するのです。

粘膜が腫れる事で鼻水やくしゃみ、目のかゆみへと繋がるのです。

マスクやメガネでの花粉吸引の予防が完全で無い事は花粉症に悩む方なら分かるはずです。

ワセリンの効果

花粉症に悩む、ためしてガッテンのスタッフがイギリスに花粉症に効果がある情報を聞きに行き、アレルギー学会の先生から、イギリスではワセリンで花粉症を防いでいる事を聞き出したのでした。

ワセリンは油薬で乾燥肌に塗る事が多く、副作用のない塗り薬として幼児からでも利用しています。
我が家では孫ちゃんの口の周りのかさつきに塗っており、孫ちゃんが手で触り、鼻を触っていたのが功を奏したかも知れません。

ワセリンを鼻の中に塗ると、花粉がワセリンに引っ着き、花粉の殻が割れなくなる事で、免疫細胞の反応もなく、鼻の粘膜が腫れる事も少なくなるのです。

これまでの様にマスクでの予防と併用する事で花粉症の改善が叶うのです。

これまで、こんな簡単なメカニズムが日本で解明出来ていなかったのが不思議としか言いようが有りません。

最後に

ワセリンで辛い花粉症が軽減されれば、薬局の花粉症対策グッズや薬コーナが様変わりするかも知れません。

花粉症の方へ!
明日はワセリンが売り切れるかも知れません。早めの購入へ急げ!

今日のこの話、ガッテンして頂けましたでしょうか? ガッテン!