大気汚染予報の動画と地域版





花粉より怖い、PM 2.5を含む大気汚染の体への影響

PM 2.5は(2.5mm/1000)以下の大気汚染微小粒子状物質の総称です。

鼻や口、目等の粘膜から体内へ浸入するので花粉症の症状と似ています。

只、花粉は粒子が大きく、気管支で留まリますが、PM2.5は粒子が細かく、肺の奥深くまで侵入しやすく、呼吸器系の病気や体調に影響を及ぼす恐れがあります。

特に体の弱い方、免疫力が弱い高齢者や子供は影響を受けやすいので、家族の配慮が大切になるのです。

テレビの天気予報では、花粉が飛散する時期が来ると、花粉情報が流されますが、大気汚染情報が流れる事は殆どありません。

私が大気汚染予報をチェックする様になった理由

私は慢性鼻炎と気管支が弱いので、鼻が詰まったり咳き込んだりする事があります。

アレルギーを抑える薬も飲んでいますが、日によって胸の苦しみや鼻の状態が変わるのが不思議でした。

以前から PM 2.5を含む大気汚染は、アレルギー体質や気管支喘息等の呼吸器系が弱い人は注意が必要と言われていましたが、大気汚染の情報を知る術がありませんでした。

後に、パソコンで大気汚染予報のある事を知り、更にスマホ版がある事が分かりました。

スマホ版大気汚染予報をチェックする様になって1年以上経ちます。

チェックを怠っている間に、体調が悪くなり、大気汚染予報をチェックすると、前日に大気汚染の指標が多かった事がありました。

こまめにチェックして、マスクをしたり、外作業を控える等の対策を取った時と取らなかった時では体調に違いが出ている様に感じています。

確かな因果関係は不明ですが、病院の先生に大気汚染予報PM 2.5を見せた所、「健康管理に大切な心がけですね」と理解を示して頂きました。

スマホの大気汚染予報画面と指標

最初の画像はPM 2.5による汚染予測動画と大気汚染予報の地域版の画像です。

PM 2.5による汚染予測動画では、大陸から汚染物質が流れてくる分布図を時系列で確認する事ができます。

大気汚染予報の地域版では、設定した地域の1週間の予報が確認でき、作業や行動に役立てる事ができます。

更に、速報値では、地域の観測所名による詳しい観測データが確認できます。

大気汚染予報の全国版

大気汚染予報は4つのレベルに色分け分類され、その日の状態が一目で確認できます。

4段階の大気汚染レベル

少ない (水色):清浄
やや多い (緑):大気が少し霞む程度
多い  (茶色):環境基準程度
非常に多い(赤):注意喚起レベル

全国版の大気汚染予報も確認できます。

全国的に(茶色)や(赤)の大気汚染レベルが多い事が確認できるかと思います。

6月に入ると首都圏で注意喚起レベルになり、首都圏の方は注意が必要です。

冬の1月~2月には(水色)や(緑)のレベルが多かったのですが、5月、6月には注意喚起レベルが増えています。

冬場には北や北西からの気流の流れが、西や南西の流れになり、大陸からの大気汚染が日本上空に運ばれる事が大気汚染レベルが上昇する原因と思われます。

大気汚染予報にはパソコン版とスマホ版がありますが、紹介した予報以外に別のタイプもあります。

大気汚染予報や大気汚染予報アプリと検索して、気に入ったタイプをダウンロードして下さい。

最後に

あなたや家族にとって、大気汚染がどれだけ影響しているか分かりませんが、自分の体は自分で管理するしかないのです。