夏風邪とは
一般的に似たような症状（くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み）が現れる風邪症候群を風邪と呼びますが、暑さと湿気を好むウイルスが原因の場合に夏風邪と呼ばれています。
主な夏風邪ウイルスはアデノウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルス等があります。
夏風邪の症状
エンテロウイルスの症状
エンテロとは腸の意味で発熱や喉の痛みに加えて、下痢や腹痛等の腸の症状特徴的です。お腹の調子が悪い時はエンテロウイルスの可能性があります。
アデノウイルスの症状
アデノとは喉の意味で発熱や喉の痛み、激しい咳が出る事が特徴的です。
咽頭結膜炎や咽頭炎を起こすケースもあります。
夏風邪の予防と対策
夏風邪の予防には、屋外で付着した風邪ウイルスを洗い落とすために、手洗い、うがいを習慣にする。
クーラーによる身体の冷やし過ぎに注意しましょう。
もし、ひいてしまったら、ゆっくり休養して免疫力を高め、ウイルスと戦う体力を付ける事が大切です。
しっかりと栄養をとり、普段より多くの睡眠をとりましょう。
下痢や腹痛で食欲が低下しても、消化のよい食事を少しづつ摂りましょう。
大量の汗をかいても脱水症状にならない様に、水分補給に心がけましょう。
