膝の痛みの多くは、膝関節を覆う軟骨がすり減り、弾力性を失う変形性膝関節症によることが多く、一度すり減った軟骨は手術による再生以外に元に戻すことはできません。
軟骨がすり減る原因を改善しケアに取り組めば痛みを治すことは可能です。
軟骨がすり減る原因を紹介します。
軟骨がすり減る原因
軟骨がすり減る原因には、長年にわたり偏った負荷を膝にかけたり、加齢や悪い姿勢などが挙げられます。
軟骨がすり減る原因
- 加齢
年齢とともに骨自体がもろくなったり、ひざに必要な成分の生成が衰え、体重を支えにくく軟骨に負担がかかります。 - 肥満と運動不足
運動不足が肥満になり、加体重が軟骨に負担をかけます。 - 脚のケガをしたことがある
半月板を損傷していたり、ケガの足をかばって反対のひざに負担がかかった。 - 猫背
猫背の悪い姿勢はひざを曲げてバランスをとるため、ひざに偏った荷重がかかりやすい。 - O脚
ひざの内側に偏った負荷がかかり、内側の軟骨がすり減りやすい。 - X脚
ひざの外側に偏った負荷がかかり、外側の軟骨がすり減りやすい。 - ハイヒールをよく履く
ひざにかかる力が不均等になり、ひざの皿の上を痛めやすい。 - 足の裏にタコかウオノメがある
足裏への重心が偏るため、ひざにも偏った負荷がかかります。 - 荷物やバッグを片側で持つ癖がある
偏った癖が肩こり、腰痛、ひざの痛みを引き起こします。
力が不均等になり重心が偏る癖を挙げればまだまだあります。
長年の癖や習慣が、ひざの軟骨をすり減らす原因といえます。
原因の改善
軟骨がすり減る原因の中には、心がけ次第で改善できる内容が多くあります。
癖や習慣などで、思い当たる内容があり、原因の改善に取り組めば痛みの改善も早くなります。
最後に
改善できそうな原因で膝に違和感があったり、痛みがある場合には早めに癖や習慣の改善に取り組んでみて下さい!