梅干しの作り方には、昔から伝わる漬け方、味がありますよね!
わが家でも、おふくろの味が伝えられ、とても美味しく、
お茶漬けやお弁当に欠かせない逸品です。
2013年、もっと簡単な漬け方として、
梅6kgをストックバッグで漬ける方法を試したところ、
今まで以上に美味しく出来上がり年内に無くなりました。
2014年は大と中の梅10kgをストックバッグで漬ける予定です。
ストックバッグ漬けの簡単で美味しい理由と利点
梅干の作り方は、桶やつぼで塩漬けし、漬けた梅4~5倍の
重石をのせるのが従来の漬け方でした。
土間や物置などの保管スペースも必要でした。
ストックバッグ漬けは梅1kg単位に小分けして漬けていきます。
- 軽い
1kg単位で持ちやすい。 - 重石が不要
袋を重ねて積み上げるので、重石になる。 上下に入れ替えて、均等な重石にできる。 - 保管が楽
袋を重ねて積み上げるので、スペースを取らない。 - 完熟梅が漬けられる
完熟した梅から1kg単位で漬けられる。 - 梅酢と塩や赤じそが良く混ざる
毎日、裏返し、上下に入れ替えるため、 万遍なく混ざり、梅も良く染まる。
ストックバッグで漬ける塩漬けと時期
塩漬けの時期は黄梅の出まわる6月初旬~中旬です。
黄梅購入時(6月1日)は梅の熟し方に差があります。
ダンボールなどに入れ、冷暗所で保管します。
6月3日、大の梅から完熟梅が増えてきました。
6月4日、完熟梅だけを塩漬けしていきます。
梅のなり口に付いているヘタを竹ぐしや調理具で
傷を付けないよう注意して取ります。
傷のついた梅はカビやすいので取り除きます。
ヘタを取った梅を1kg単位に小分けしておきます。
流水で1個ずつ優しく洗います。
水切りボールなどで水を切ります。
布巾で軽く水を拭き取ります。
粗塩17%(梅1kgに170g)を計量しておきます。
粗塩と梅を混ぜるボールを予め、焼酎で消毒しておきます。
カビさせないための大切な一手間です。
粗塩と完熟梅を良く混ぜ合わせます。
ストックバッグの袋の底から、混ぜ合わせた完熟梅と粗塩を
ていねいに入れます。
すべてを入れ終えたら、平にして空気を抜きながら
チャックの蓋を閉めます。
ストックバッグに日付を付けておくと分かりやすいです。
梅酢が出て十分に満たされるまで、毎日、表裏を返して
積み上げた袋を上下に入れ替えます。
梅酢が十分に満たされれば、赤じそ漬けするまで
冷暗所で保管しておきます。
最後に
梅干しの作り方は材料の梅や赤じその入手時期や乾燥時期で
出来上がるまでに、1.5~2ヶ月の期間を要します。
せっかくの梅干しをカビさせないためにも、
ていねいに扱い消毒も十分しておきたいですね!
赤じそが出回る6月中旬以降に、赤じそ漬け編を紹介します。
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