膝がポキポキやギューと音が鳴る

膝を曲げる時にポキポキやギューと音が鳴る場合や、カックンカックンと響きを感じる事がありますが、頻繁に感じる場合、膝関節や股関節に変形やひっかかりの障害がある可能性があります。

膝が泣いています。
放置をすれば、変形性膝関節症や変形性股関節症に発展する恐れがあります。





音が鳴る原因

膝に痛みや違和感がない健康な人でも、膝から音が鳴ったり、ひっかかりを感じる場合がありますが、自然に消えてしまいます。
膝の靭帯や半月板の共鳴音や靭帯を弾く音、伸びる時の音と考えられます。

長期間続く場合は、関節内で骨や軟骨同士にひっかかりがあり、響きを感じる事が多く、早めの対処が大切です。

膝関節の変形

体重のかかり方が偏ると、半月板の位置がずれ、膝の曲げ伸ばしで、関節の引っかかりが生じます。
半月板や関節の動きで音が鳴りますが、体重のかかり方が偏ったまま放置していると、靭帯を損傷させる恐れがあります。

半月板の位置を戻す

アツコ

膝を曲げる時に、ポキポキと鳴り、痛みもあるのですが?

ナオト

音だけでなく、痛みもあれば、半月板がずれている可能性があります!
半月板は大腿骨と脛骨の間にある半月状の軟骨ですが、膝にかかる負荷や衝撃を和らげるクッションの役目があり、膝関節を安定させています。
半月板は、偏った負荷がかかると位置がずれやすく、ずれた半月板を元の位置に戻す必要があります。
膝関節の骨を安定させて、初動時の痛みを取る事が大切です!

アツコ

半月板を元の位置に戻す事ができるんですか?

ナオト

体操で、できますよ!
半月板のバランスを保ち、膝を安定させる体操で、ずれた半月板を元の位置に戻し、膝関節の可動域を広げ、膝の皿の動きがスムーズになり、膝が伸ばしやすくなりますよ!
半月板のバランス体操は自分で治す体操で紹介します。

膝関節や股関節のひっかかり

膝関節や股関節はクッションの役目がある関節軟骨で覆われ、関節包内で関節液に満たされ、スムーズに動かす事ができます。
只、悪い姿勢を続けたり、強い負荷がかかると、骨や軟骨同士にひっかかりが起きます。
膝の曲げ伸ばしで、ひっかかりが解ける時にカックンカックンと響きを感じます。

ひっかかりを放置していると、軟骨のすり減りや、変形が進み、変形性膝関節症や変形性股関節症へと症状が悪化していきます。

ひっかかりをなくす

ナオト

症状が悪化する前に、ひっかかりをなくす事が大切です!

アツコ

ひっかかりも体操で治せますか?

ナオト

治せます!
狭くなった関節の可動域を広げる体操で硬くなりがちな関節組織や神経、筋肉などが柔軟になり、膝の動きが良くなります。
O脚やX脚の予防や改善にも役立ちますよ!
自分で治す体操で紹介します。

最後に

ナオト

膝の曲げ伸ばしで、音が鳴ったり響きを感じたら、膝が泣いていると声と察して、早めに膝関節の可動域を広げる体操やストレッチで、変形性膝関節症を防ぎましょう!